IQと人間関係の一例

「賢い女が幸せになるには、頭の悪いフリをするしかないの」とはとある朝ドラの台詞だそうだが、これとほぼ同じ事をあのお嬢さんは言っていたそうだ。

文脈が違うのでドラマとは違う意味での使い方だが。

友達が出来ない、正直に言うと嫌われる、知的に優秀な分、周囲から妬まれたという。勉強しなくてもチョット読んだだけで数学が解けてしまう能力のおかげで、努力して理解を得た同級生からは白眼視された。IQが140超えてれば仕方ないのかも知れぬ。「友達を作るには学校ではヘラヘラ馬鹿な女の子を演じなきゃいけないのね。」そう言ったそうだ。

大学生の時に自分が発達障害なのではと自覚して、病院でIQを調べたそうだ。発達障害ではなかったが、別の脳の特徴を示していた。所謂gifted。

それがもっと昔から分かっていれば…と過去の子育てを後悔する親御さん。ーーでも、無理だよねぇ。小さい頃に気づくのは。こうして人間関係と人格形成の悲劇が始まる。

今、親御さんに残されたのはお嬢さんとの思い出と遺骨のみ。

享年22歳で病死された。